■「秋の味覚」
「秋の味覚」と呼ばれるように、10月は本格的に秋の味覚を楽しむことができる時期です。
秋は「食欲の秋」とい言葉がある通り、食べ物をおいしくいただける季節です。
おいしさは勿論、食物繊維やビタミン・ミネラルを豊富に含む秋の味覚は、夏に溜まった疲れをリセットしてくれます。
柿やぶどう、梨などの代表的な秋の果物の他、マツタケやさんま、かぼちゃなど、秋の味覚を存分に使って料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
- 10月が旬の食材は?
旬の魚
・鮭
産卵前の秋鮭は特に身が引き締まったものが多く、脂分が控えめであっさりしているのが特徴です。
鮭には、抗酸化作用があるアスタキサンチンという色素が多く含まれています。このアスタキサンチンは、ビタミンEの1000倍もの抗酸化作用を持つといわれていて、アンチエイジングや美肌への効果が期待されています。
旬の果物
・柿
9月〜12月頃に旬を迎える柿は、特に10月の出荷が多く、秋の味覚の代表と言えるでしょう。 柿には、ビタミンCやカロテン、食物繊維がたっぷり。ビタミンCの含有量は、みかんなどのかんきつ類の2倍です。
旬の野菜
・しいたけ
低カロリーでビタミンや食物繊維が豊富なきのこ類には、えのきやえりんぎ、舞茸やぶなしめじなどたくさんの種類が存在します。
しいたけには食物繊維が多く含まれているため、大腸の働きを促し、便秘などの解消に期待できます。また、日に当てるとビタミンDに変化するエルゴステロールを多く含みます。そのため、干ししいたけには生しいたけよりもビタミンDが多いのが特徴です。