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■今月の気になるニュース【がんについて②】

今月の気になるニュースは2人に1人はなるといわれている『がん』についてです

  • 2017年にがんで死亡した人は373,334人(男性220,398人、女性152,936人)。
  • 2014年に新たに診断されたがん(罹患全国合計値)は867,408例(男性501,527例、女性365,881例)
  • 2016年に新たに診断されたがん(全国がん登録)は995,132例(男性566,575例、女性428,499)

 

                           (国立がん研究所 最新がん統計より)

他人ごとではない「がん」について今月はお知らせしていきます。

「そのことを知っていたら・・・」を未然に防ぎましょう。

 

■がん(悪性腫瘍)の標準治療とその他の治療について

最近、白血病の治療薬で3000万円超する治療薬が認可され、高額療養費制度を使うと約40万円(年収約370万~約770万の方)でその治療を受けられるというニュースが話題になりました。

では、がんに罹患(りかん)した場合、どのような治療が一般的なのでしょうか。

《標準治療とは》

がんの治療は、技術の進歩や医学研究の成果とともに変化します。

現時点で得られている科学的な根拠に基づいた最もよい治療のことを「標準治療」といいます。

標準治療は、手術、薬物療法、放射線治療をそれぞれ単独で、あるいはいくつかを組み合わせた方法で行われます。

ほとんどの種類のがんにおいて、手術、薬物療法、放射線治療以外の方法(免疫療法や温熱療法、代替療法[健康食品やサプリメント]など)は、科学的に有効性が確認されていません。

多くの場合は「標準治療」を受けることが、最もよい選択です。と書かれています。

(出典:国立がん研究センター「知っておきたいがんの基礎知識」)

《先進医療と臨床試験》

では最近名前を知っている人が多くなった、先進医療等はどういう治療でしょうか。
医療においては、「最先端の治療」が最も優れているとは限りません。
先進医療と呼ばれているものは、前の項目で説明した「標準治療」ではありません。
特殊な技術や設備を使用するため、実施できる施設が限られています。最先端の治療は、開発中の試験的な治療として、その効果や副作用などを調べる「臨床試験」で評価される必要があります。
臨床試験は、新しい治療法の安全性・有効性を調べるための試験です。
その結果、これまでの標準治療より優れていることが確認されれば、その治療が新たな「標準治療」となります。
標準治療が確立していないときなどは、臨床試験への参加を検討することもあります。新しい治療法の効果が高いこともありますが、よいと思われていた新しい治療法が、実際にはそれほどききめが高くなかったり、副作用などが強いことがわかったりすることもあります。と書かれています。
(出典:国立がん研究センター「知っておきたいがんの基礎知識」)

 

■次回のテーマ

がんと就業について

がんとお金について

 

保険カンパニー(株式会社吉野エージェンシー)では、企業経営者・個人の方のがんへの備えを検討している方のご相談が可能です。相談先は当社または当社提携先(相続相談窓口)、内容によっては弊社士業ネットワークをご利用いただけます。

もちろん秘密厳守ですので沼津・三島・裾野・御殿場など静岡県東部のがんへの備えのご相談は当社までご連絡ください。

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学園通り店 杉山