■今月の気になるニュース【がんについて①】
今月の気になるニュースは2人に1人はなるといわれている『がん』についてです
- 2017年にがんで死亡した人は373,334人(男性220,398人、女性152,936人)。
- 2014年に新たに診断されたがん(罹患全国合計値)は867,408例(男性501,527例、女性365,881例)
- 2016年に新たに診断されたがん(全国がん登録)は995,132例(男性566,575例、女性428,499)
(国立がん研究所 最新がん統計より)
他人ごとではない「がん」について今月はお知らせしていきます。
「そのことを知っていたら・・・」を未然に防ぎましょう。
■がん(悪性腫瘍)と良性腫瘍の違い
がん(悪性腫瘍)の特徴に以下の3つがあげられています。
なお、ひらがなの「がん」は悪性腫瘍全体を示すときに用いられ、上皮細胞から発生するがんに限定するときは、漢字の「癌」という表現を用いることが多いようです
- 自律性増殖:がん細胞はヒトの正常な新陳代謝の都合を考えず、自律的に勝手に増殖を続け、止まることがない。
- 浸潤と転移:周囲にしみ出るように広がる(浸潤)とともに、体のあちこちに飛び火(転移)し、次から次へと新しいがん組織をつくってしまう。
- 悪液質(あくえきしつ):がん組織は、他の正常組織が摂取しようとする栄養をどんどん奪ってしまい、体が衰弱する。
良性の腫瘍は上記の「自律性増殖」をしますが、「浸潤と転移」「悪液質」を起こすことはありません。増殖のスピードも、悪性腫瘍に比べるとゆっくりしています。腫瘍の大きさや発生した場所によっては、症状が起こることもありますが、外科的に完全に切除すれば再発することはありません。
代表的な良性腫瘍として、子宮筋腫があります。その他、卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)、皮様嚢腫(ひようのうしゅ)等があります。ただし、良性腫瘍の中でも脳腫瘍のように発生部位によっては重篤(じゅうとく)な臨床経過を来すものもあります。
(出典:国立がん研究センター 知っておきたいがんの基礎知識)
■次回のテーマ
がんの標準治療とその他の治療について
がんと就業について
がんとお金について
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学園通り店 杉山